流祖 上泉伊勢守信綱

流祖上泉伊勢守は上州の上泉城の家に生まれ幼少より香取神道流、念流等の兵法を習得するかたわら、小笠原流軍法軍敗の相伝を受けるなど刀槍の術に優れると共に軍略面でも才能を発揮しました。また陰流の祖愛洲移香斎から陰流の奥義を授かりその道を工夫発明して新陰流を創始、その間疋田文五郎、神後伊豆守、丸目蔵人佐、柳生石舟斎など幾多の門人を輩出するなど近代剣法の祖、剣聖と崇められています。


稽古手法

剣術の稽古は袋竹刀(流祖上泉伊勢守が考案した竹刀をそのままの形で使用)や木刀等を使用しての型稽古が中心になります。稽古は基本的にマンツーマンで指導することで身勢、体捌き、理合い等を学んでいただき、最終的には全伝教習(皆伝)いたします。


伝位

活人会に於ける伝位は「皆伝」「内伝」「外伝」「目録」「仮目録」「天狗抄奥」「天狗抄」「小転」「大転」「表」の10段階あり、伝位ごとに教習課程を定めながら稽古をすすめていきます